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梅雨時の6月、校内あちらこちらの様子

 6月の香蘭女学校は大きな学校行事もなく、一学期の中では特に落ち着いた日々の学校生活を生徒たちは送っています。その6月の校内の様子を少し覗いてみましょう。
 エントランスホールを入って左側の生徒用掲示板には、中等科2年の保健委員による「6月の保健目標」という掲示が張り出されていました。標語は「健康な歯と健康な歯肉を作ろう」。どのように歯と歯肉の健康に気をつけたらよいか、具体的な方法が全校生徒に向けて提示されていました。
 同じエントランスホールを入って右側にある校内売店。授業時間には昼休みに向けての販売準備が進んでいました。ノート・ルーズリーフ・バインダー・防災頭巾・Tシャツなどさまざまな香蘭オリジナルグッズを販売する校内売店ですが、そのほか無数といってもよい種類の文具などのグッズを販売しています。ちょうどこの日には、「いけ花カバー 入荷しました」「ソックス 入荷しました」「中学生用半切 入荷しました」などの案内が張り出されていました。
 さらにエントランスホールには、華道部の作品が展示されていました。これは既に前月から時折作品を替えながら展示していたもので、エントランスホールを華やかにするとともに、華道部の生徒たちの励みにもなっています。
 本館2階の廊下を歩いてゆくと、中等科2年生の教室前に写真の展示がありました。これは中等科2年の「SE学習」(SelfEnrichmentStudy)の一講座である「トイカメラとモノクロ写真の世界」の生徒作品の展示でした。デジカメでは表現できない淡いコントラストの素敵な写真が、廊下を通る各学年の生徒たちの目を楽しませています。
 エントランスから外に出て、パティオ入口(アプローチの終点)脇の花壇には、高等科3年の生徒が種を蒔いたヒマワリがどんどんと成長していました。夏本番の季節にはきっと大輪の花を咲かせることでしょう。
 築山に足を踏み入れると、高等科2年生の美術選択者たちが、真剣に絵を描いていました。自分が素材として選んだ築山の風景を切り取って、キャンバスに再現する生徒たちは、いきいきとしていました。
 教育実習がもうすぐ終わりという一日。体育館棟2階のタナーホールでは、自分のクラスの担任をしてくれた教育実習生とのお別れの交流会が行われていました。最後にクラスの生徒全員で書いた色紙がクラス委員から手渡され、教育実習生は感激と感謝の気持ちを生徒たちに伝えていました。
 さりげない日常の積み重ねが、学校生活の最も基本となる大切なことです。6月の香蘭女学校でも、その日常の一つ一つが丁寧に作られていました。

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