チャプレンメッセージ Message from the Chaplain
キリスト教信仰に基づいて建てられている香蘭女学校には、教会から派遣されて心の生活をわたしたちと共にしてくださる司祭がおられ、英語で「chaplainチャプレン」と呼ばれています。香蘭女学校で行われるすべては祈りに始まり祈りに終わります。一日の節目はもちろん、季節や暦の節目、行事や式日、式典、大小の会合・・・どんな時にも感謝と願いを「主イエス・キリストによって」祈ります。だれもが祈ることができ、集う人はひととき沈黙の中で祈りに耳を澄まし、神様と祈りで結ばれる者同士としてわたしたちはつながります。チャプレンはこの結びつきを束ねています。
わたしたちはさまざまな不安に揺れ動く日常を生きますが、チャプレンとの語らいに救われることを幾度も経験するでしょう。不完全なありのままの自分と向かいあい、克服する力は与えられるということに気づくでしょう。人とも自分自身とも、思いと現実が異なるところにこそ新しい出会いがあり、掛け替えないかかわりが生まれ、血肉となる学びがもたらされることを経験するでしょう。
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2025年11月01日掲載
神が味方なら、誰が私たちに敵対できますか。人を義としてくださるのは神なのです。これらすべてのことにおいて、私たちは、私たちを愛してくださる方によって勝って余りあります。私は確信しています。死も命も、天...
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2025年10月01日掲載
子よ、父の戒めを守れ。母の教えをおろそかにするな。それを常に心に結び付け首に巻きつけておけ。それはあなたの歩みを導き、床に就くときも守り、目覚めればあなたに話しかける。戒めは灯、教えは光、諭しのための...
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2025年09月01日掲載
「弱い人を塵の中から起こし、貧しい人を芥(あくた)の中から高く上げ、高貴な人々と共に、民の中の高貴な人々と共に座らせてくださる。子のない女を家に住まわせ、子らを授かり喜ぶ母にしてくださる。ハレルヤ」詩...
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2025年08月01日掲載
「互いに重荷を担いなさい。そうすれば、キリストの律法を全うすることになります。」 ガラテヤの信徒への手紙6:2 8月は私たちが悲惨な戦争の終結を覚える季節です。戦後80年を数える今年は、特に意味深い...
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2025年07月01日掲載
わたしの心は言う、「神の顔を求めよ」神よ、あなたの顔をわたしは慕い求めます詩編27:11私たち人間には霊的な体験が必要です。ロボットではないのですから。良く生きるには、自分の霊性 、精神性、心に目を...
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