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三光教会の荻原充先生の司式・教話による初めての礼拝
香蘭女学校では毎朝、全校生徒と全教職員が礼拝堂に集まり、礼拝を捧げています。授業の始まる前のひととき、全員で沈黙を守り、続けて礼拝司式者に従って香蘭女学校礼拝式文を全員で声を揃えて唱え、聖書のみ言葉に耳を傾け、聖歌を2曲奉唱します。神様と対話し、それを通して自分と向き合う大切な時間と空間です。
礼拝の司式はチャプレンや校長先生などがつとめており、また毎日の教話はチャプレ・校長先生のほかに全教員、時には生徒が担当することもあります。
5月11日の礼拝では、香蘭女学校のお隣の三光教会にこの4月から聖職候補生として勤務していらっしゃる荻原充先生が初めて、司式と教話をつとめてくださいました。
この日、礼拝奉仕の生徒が奉読した聖書は「ルカによる福音書」3章15~18節。荻原先生は教話の中で、聖書のこの箇所に記されている「わたしたちより優れた方が来られる」というヨハネのことばに関わるお話をしてくださいました。
神様は私がこう生きていることすべてを見ておられるとヨハネは思っていた。だから、ヨハネは次にバトンタッチするという役割だけを考えていれば良かった。ヨハネがこの役割を果たしたおかげで、今日の私たちがある。
荻原先生の教話は示唆に富んだお話で、生徒はそれぞれ自分の具体的な日々の出来事に重ねて考えてみることができたように思います。
朝の全校礼拝。一日の生活の指針が提示されるときにもなっています。