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今年も春季大運動会が盛大に行われました
今年もまた春季大運動会の季節が訪れました。今年も5月15日に川崎市とどろきアリーナを借り切っての運動会となりました。日々の授業や練習によって培った力を、生徒たちはこの日一日精一杯発揮しました。
香蘭女学校の運動会は、リレー・綱引き・徒競走・大玉送りといったオーソドックスな種目と、ちょっと風変わりな種目が入り混じっているのが特色です。種目名をいくつか挙げてみると、「それいけ!ダボパンマン」「2人で3脚リレー」「ひっぱロープ」「∞にぴょんぴょん」などユニークなものが並んでいます。4人一緒になっているダボダボパンツをはいてから4人で雑巾掛けをし、次にフラフープを1人ずつくぐり、最後に4人でゴム潜りとゴム跳びをするといった競技から、4人一組でまず2人が作った輪を残り2人が潜り、次に2人が二人三脚しその2人でコーンを回ってから残り2人にバトンタッチ、その2人も同じように二人三脚とコーン回りをしてゴールに向かうという複雑な競技まで、生徒たちは真剣そのもの。この真剣さこそが、香蘭の運動会の妙味です。
また、学年全員で作り上げる「エール交換」。校内では通称「応援」と呼んでいますが、この発表も運動会の中の一つの山場。練りに練って、練習に練習を重ねてきた成果を、各学年それぞれ見事に表現して見せてくれました。中等科1年生も、右も左もわからず、それでも高等科3年生のBig Sisterたちの渾身の指導で練習してきた初めてのエール交換を全員で元気に披露し、上級生や観客席から拍手喝采を受けていました。
今年度も高等科3年生の創作ダンスがありました。テーマは「春夏秋冬 ~織り成す四季、令月へ~」。生徒自身がオリジナリティーあふれる作品を一年間かけて作り、いよいよこの日見事な演技を見せてくれました。最高学年として下級生に対して、その美しくしなやかな、しかし実に力強い身体表現は立派な見本となりました。
また今年も例年通り、体操部が練習を重ねてきたチアを披露してくれました。
学年対抗で行われた全競技の得点の最終結果は、高等科3年の圧倒的優勝となりました。