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高等科3年生が国立劇場歌舞伎鑑賞教室で観劇
高等科3年生は例年6月に、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に出かけて、普段なかなか観ることのできない歌舞伎を観劇します。今年も6月11日午後、高等科3年生は全員が三々五々学校から国立劇場へ出かけて行きました。
今年の演目は、福内鬼外=作「神霊矢口渡 ~頓兵衛住家の場」。発明家にして科学者の平賀源内がペンネームを使って著した作品として有名なこの演目を、大御所の重厚さと若手の元気な演技で披露してくれました。出演は中村雁治郎(渡し守頓兵衛)、中村壱太郎(娘お角)、中村寿治郎(船頭八助)、上村吉太朗(傾城うてな)、中村虎之介(新田義峰)、中村亀鶴(下男六蔵)ほかの配役でした。
中村虎之介による解説「歌舞伎のみかた」も楽しく、また芝居が始まってからは、目の前の舞台で演じられる役者たちの姿に引き込まれ、みな芝居見物を堪能していました。
生まれて初めて本物の歌舞伎に触れた生徒も多くいましたが、みな一気に歌舞伎ファンになったようです。
(下の写真のうちチラシは、国立劇場の公式チラシより)