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今春入学した中等科1年生が間もなく一学期を終えます(1)

この4月に緊張した面持ちで香蘭女学校の校門を入り、まだどこの誰かかも分からないクラスメイトと一緒に入学感謝礼拝を捧げた中等科1年生も、いよいよその最初の一学期を間もなく終えようとしています。その中等科1年生の学校生活のほんの一部を覗いてみましょう。今回は朝からお昼までの様子です。
中等科1年生は朝8時から各教室で、朝読書の時間を持っています。そして予鈴のチャイムとともに、「香蘭女学校礼拝式文」と「日本聖公会聖歌集」を持って、廊下に静かに並び心を落ち着けて、全校礼拝が行われる礼拝堂へ向かいます。
礼拝堂での全校礼拝は15分ほどの短いものですが、毎日教職員も含め全員で捧げます。中等科1年生の礼拝姿も既に板についたもので、黙想から始まり、詩編の交唱も祈りのことばも主の祈りも、上級生と同じように自然と唱えることができます。毎日2曲歌う聖歌も声を揃えて立派に歌います。礼拝の終わりは黙想。そのまま静かに各教室へ戻ります。
8時40分から1時間目の授業が始まります。地理の時間には、グループ発表の準備をiPadを駆使しながら進めていました。数学の幾何の時間では、グループで立体図形を理解するために模型を使って授業が進められていました。美術の時間は、1学期の課題である自画像の製作を、先生のアドバイスを受けながら進めている真っ最中でした。
12時30分に4時間目の授業が終わると、隣の友だちと机を着けて、お弁当の準備。宗教委員による食前感謝の祈りをみんなで唱えたら、楽しい昼食タイム。周りの友人たちとの話が弾みます。

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