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今春入学した中等科1年生が間もなく一学期を終えます(2)
この4月に緊張した面持ちで香蘭女学校の校門を入り、まだどこの誰かかも分からないクラスメイトと一緒に入学感謝礼拝を捧げた中等科1年生も、いよいよその最初の一学期を間もなく終えようとしています。その中等科1年生の学校生活のほんの一部を覗いてみましょう。今回は午後の様子です。
毎週水曜日と金曜日の午後には、ロングホームルームとショートホームルームの時間が置かれています。そのホームルームの時間を利用して、毎学期1回ずつ、三光教会聖堂に於いて学年ごとに「学年礼拝」の時を持っています。既にこのホームページでもご紹介しましたように、6月21日には中等科1年生全員が三光教会聖堂に集まって「学年礼拝」を捧げました。その企画・運営をしたのが各クラス2名の宗教委員です。当日も礼拝司式、聖書朗読、聖歌のオルガン伴奏、礼拝の中の特別プログラムの司会進行、聖堂に出入りする生徒たちの世話、礼拝終了後の聖堂の掃除に至るまで、宗教委員8名がすべてを担いました。礼拝中この宗教委員は、学年の他の生徒たちのいる会衆席ではなく、choir stallで祈りを捧げました。
6月26日のホームルームでは、学年全員でレクリエーションプログラムを楽しみました。企画・運営は各クラス2名のクラス委員。前半はクラス対抗ドッジボール。後半はクラス対抗全員リレーを行いました。特に、クラス対抗全員リレーは各クラス44名がバトンを繋ぐもので、学年全員大変な盛り上がりを見せました。
一学期末になると、夏休み初めにクラスごとに行う北軽井沢山荘生活の準備がホームルームの時間に進められます。ちょうどこの日は、山荘生活の夜に行われるクラスアクティビティの、班ごとの出し物の相談の真っ最中でした。
午後3時10分に6時間目が終わると、終礼の時間。担任から諸連絡のほかに、委員や係の生徒から連絡があります。この日はクラスに2名いるバザー委員が、使用済み切手運動の説明をしました。香蘭女学校ではバザーの収益金の一部をJOCS(日本キリスト教海外医療協力会)に寄付しています。JOCSでは1964年から使用済み切手による国際保健医療協力活動を行い、アジアやアフリカの保健医療協力のため役立てています。5,000枚の使用済み切手を換金すると約1,800円。これは例えばタンザニアの看護学校の1年分の教科書代に相当します。バザー委員はクラス全員に協力を呼びかけました。
放課後はクラス担任の先生との個人面接が進められています。この日もパティオで中等科1年2クラスの面接が行われていました。