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高3特別プログラムでベタニヤ・ホーム訪問

  横浜市戸塚区汲沢町に「社会福祉法人 聖ヒルダ会」があります。元々、香蘭女学校の創立当初の女性宣教師であるミス・ソントンが「聖ヒルダ養老院」(日本最初の高齢者施設)をつくったのが1895年。その施設が、これとは別に1952年千葉県八生に設立され後に大磯に移転した「ベタニヤ・ホーム」と1980年に合体して、この「社会福祉法人 聖ヒルダ会」が設立されました。軽費老人ホーム「ベタニヤ・ホーム」がこの法人の活動の中心でしたが、次第に活動が地域から高く評価され、その地域社会の要請に応えるべく「訪問介護 ケアセンター ベタニヤ」「高齢者短期宿泊施設 聖マリア館」「横浜市平戸地域ケアプラザ」の各事業・施設を展開、そしてこの2009年秋からは「戸塚区精神障がい者生活支援センター」を開所しました。
 香蘭女学校と聖ヒルダ会ベタニヤ・ホームとの関係は古く、以前より毎年ボランティアで掃除などのお手伝いに出かけたり、部活動が歌や演奏などを披露しに出かけたりしていました。また、現在の聖ヒルダ会理事長が香蘭女学校の元チャプレン今井烝治司祭であることにも両者の縁の深さを感じます。
 さて今年度も、高等科3年生の特別プログラムの中のボランティア活動の一つとして、ベタニヤ・ホームでの活動が、9人の生徒の参加を得て2月13日に行われ、いろいろな貴重なお話を伺ったり、ベタニヤ・ホームで過ごされている方にピアノ伴奏をしていただいて歌を披露したりして、良い交流の機会をいただくことができました。

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