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広島平和学習が広島女学院の皆様の協力のもと行われました
今年の「広島平和学習」には中等科3年生〜高等科3年生の計40名の生徒が参加して8月1日から3日まで行われました。
初日には広島平和記念資料館で、原爆投下の準備〜原爆投下〜被害〜核兵器の現状の概要を学びました。溶けたガラスや被爆して亡くなった方が着ていたワンピースなどの展示から、原爆の威力の凄まじさを感じました。
2日目の午前には今年も、広島女学院高校の生徒さんが平和記念公園内の碑を一緒に巡りながら、丁寧に解説をしてくれました。碑巡りの後広島女学院の生徒の皆さんとの交流会をし、たくさんの意見交換ができました。午後には被爆者の方の体験を伺いました。香蘭生からもたくさんの質問が出され、一つ一つに丁寧にお答えいただきました。その後、本川小学校の資料館も見学し、その夜の振り返りでは、生徒一人一人がその日に吸収したことやそこから考えたことをお互いに聴き合い、語り合う大切な時間を持ちました。
最終日は袋町小学校と旧日本銀行広島支店を訪れました。あの日見たことを絵にした展示を見て、街中のどこもかしこも、誰が見た風景であっても地獄のようなひどい風景であったことを再確認しました。
参加した生徒それぞれが、心の奥深くに複雑な思いを抱えながら、同時に一つの確信のようなものを友人と共有して、帰京しました。
広島女学院の生徒と先生の皆さんには、今年も多大なお世話をいただき、香蘭生はその交流の中から多くの宝物を頂戴しました。