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高等科2・3年希望者参加の社会科・出雲研修を行いました
夏休みも終盤の9月1日〜3日の三日間、SE学習の講座で古事記を読んだ生徒を中心に高等科2・3年の希望者25名が出雲へ研修に行きました。
現地では、新聞の取材を受け、行く先々で「新聞を見ましたよ」と声をかけていただきました。
加賀の潜戸では、貸切の船で大はしゃぎでしたが、帰りにはしみじみと「神話はあくまで神話だと思っていたけれど、この景観は自然の力だけでなく本当に神様の仕業なのでは…と思ってしまう」と語り合っていました。
小泉八雲記念館では、ラフカディオ=ハーンの曽孫で島根県立大学教授の小泉凡氏にも案内していただきました。ハーンの原著を読んだ生徒には、ハーンの『JAPAN』に、小泉氏はサインとともにハーンが使っていた家紋の印を押してくださいました。
出雲国造家の本拠地と言われる神魂神社や国府跡は、島根県教育庁・文化財課長を勤められ、現在八雲立つ風土記の丘の所長松本岩雄氏にご案内いただきました。考古学に関心を持つ受験生は、疑問が解決するまで質問をし、松本氏に励ましの言葉もいただきました。
最終日に訪れた出雲大社では、権宮司の千家和比古氏が、瑞垣の内や結婚式を行う神楽殿にも案内してくださいました。千家氏に、生徒達は列をなして質問をし、中には「よくそんなこと知ってるね」と驚かれるような問いに対しても丁寧にお答えくださり、手を振ってお別れするまで3時間もお付き合いくださいました。