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二学期も「学年礼拝」が各学年で捧げられています

香蘭女学校では、毎朝の全校礼拝だけでなく、毎学期学年ごとにホームルームの時間を使って「学年礼拝」を捧げています。全校礼拝とは違った形で、しかも毎朝の礼拝よりも長い時間をかけてささげられる礼拝です。「学年礼拝」は三光教会聖堂に於いて捧げられます。
学年礼拝の特色の一つは、学年の各クラスの宗教委員が相談をして学年礼拝の準備をするです。日課聖書朗読をするのも生徒で、また聖歌の伴奏をするオーガニストも生徒がつとめます。生徒が司式をつとめることもあります。二学期も一学期に引き続き、各学年でそれぞれ学年礼拝が始まり、まず10月2日の中等科1年から捧げられました。
この日の中等科1年の学年礼拝は、成成鍾チャプレンの司式によって捧げられました。成チャプレンにとっては初めての学年礼拝です。最初に、聖歌476番を生徒の伴奏によって全員で奉唱し、祈りのことばや詩編の交唱のあと、日課朗読を宗教委員がつとめました。この日の日課は、成チャプレンが選んでくださった「マタイによる福音書」第13章31~35節(「『からし種』と『パン種』のたとえ」)でした。
続けて成成鍾チャプレンからの教話がありました。成チャプレンはまず生徒たちに、「中学を受験する時に勉強した算数は好きでしたか。それともあまり好きではなかったですか。」との問いをされて、続けて「3+7=□」とその裏に「□+□=12」と書かれたカードを出されました。そして成チャプレンは、私は「□+□=12」の方が好きです、と言われました。こちらの方が答えを何十種類も考えることができるというのです。そしてキリスト教も聖書も、これと同じことを言っています……と、キリスト教が大切にしていることを丁寧にお話しくださいました。
嘆願、主の祈り、祝祷のあと、聖歌489番を生徒の伴奏で歌って、二学期の中等科1年生の学年礼拝は終わりました。
香蘭生活の中でも大切な時間の一つである学年礼拝。豊かな時間となりました。

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