香蘭女学校生徒会の最大の行事である「ヒルダ祭」。今年で46回目を迎えるこの香蘭の文化祭が10月14日、たくさんのお客様をお迎えして盛大に開催されました。本来は10月12日・13日の両日開催の予定でしたが、台風19号がちょうどこの日に関東を直撃したため、やむなく予定日は中止とし、13日に校内の安全を点検した上で、順延した14日一日限りの開催となりました。
「ヒルダ祭」は、部活動の特に文化部の発表の場であり、文化的な質の高さと深さを、じっくり準備を重ねてゆく中でとことん追求することに、その最大の特色があります。
今年の「ヒルダ祭」のテーマは「Refresh」。新時代にふさわしく代々引き継がれてきたヒルダ祭に新たな風を吹き込みたいという挑戦の意味をこめて、何か月にもわたって準備を重ねて、ようやくこの日を迎えました。また、今年も例年通りマスコットキャラクターをヒルダ祭運営委員会が募集し、多数の応募作品に全校生徒が投票した結果、「香蘭星」に決定し、ヒルダ祭のいろいろな場にこの「香蘭星」が登場していました。
ご家族や卒業生、そして何より小学生の皆様など多数のお客様に支えられて、教室、ホール、タナーホール、オーキッドホール、アリーナ、校庭、アプローチなど、どの会場も地道な活動に支えられた力強い発表に満ち満ちていました。「Refresh」が溢れる1日、香蘭女学校の生徒たちも、十分に目的を達成し得た満足感で笑顔をふりまいていました。