今年で117年目を迎える香蘭女学校のチャリティー・バザー。毎年11月23日に盛大に行われますが、このバザーでは毎年エントランス・ホールで中等科1年生が手作りのクリスマスカードを販売します。
今年も10月30日からのホームルームの時間を使って、中等科1年生は全員が担任の先生の指導のもと、手作りのクリスマスカードを製作し始めました。赤・緑・紺など各色の台紙に、各自が家から持参したカード製作用のさまざまなグッズをフルに活用して、心をこめてカード作りをしました。またこの日は、JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)のALT（Assistant Language Teacher）の2名の先生方も中等科1年の各教室を順番に回り、生徒のカード作りのお手伝いをしてくださいました。
フェルトを使ったり、綿を貼ったり、モールを貼りつけたり、飛び出す絵本式にしたり……。集中して脇目もふらず取り組んでいる生徒、友だちと見せ合いながらお互いにアドバイスをしている生徒、担任の先生やALTの先生方に相談しながら慎重に進めている生徒。また、各自がiPadを持っているので、クリスマスカードのデザインの参考になるものをiPadで調べてみる生徒も数多くいました。いずれもそれぞれが真剣に、このカードを買う人のことを思い浮かべながら、しかも同時に楽しみながら製作していました。
最後に担任の先生のチェックを受けて完成ということになるのですが、チェックの段階で先生からさらにワンポイント・アドバイスをもらって、もうひとつ工夫を付け加える生徒もたくさんいました。
11月23日のバザー当日は、エントランス・ホールで中等科1年生が自ら販売します。製作した生徒の心をお汲み取りくださり、何枚もお買い上げいただければと思います。