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校内学芸コンクール「ヒルダ賞」授賞式が行われました

香蘭女学校の校内学芸コンクール、毎年恒例のヒルダ賞の2019年度授賞式が11月13日に行われました。
ヒルダ賞の嚆矢は今から67年前に遡ります。1952年にアメリカのセント・メリー女学校から寄付を受け、セント・メリー賞という名で優秀な生徒作品(作文・絵画・書道)を表彰するようになりました。この賞は1955年に香蘭女学校の英語名に因んでヒルダ賞と改称され、後に英作文の部も設けられて今日に至っています。
ヒルダ賞授賞式の日は授業はせずに、優れた学術・芸術を学校全体で味わう心豊かな一日を毎年送っています。
今年度も美術の部・書道の部・英作文の部・作文の部の順番でそれぞれの表彰が、全校生徒が集まる礼拝堂で行われました。美術の部と書道の部は映像を使って作品紹介と美術・書道の先生による講評を、また英作文の部と作文の部は、第一席に選ばれた生徒が全校生徒の前でそれぞれの作品を朗読し、その後英語科・国語科の先生からそれぞれ講評を受けました。英作文の部の朗読の時には、内容がよくわかるように全校生徒にその作文のプリントが配布されるので、英語を習い始めたばかりの中等科1年生もそのプリントを食い入るように見ながら、朗読を聞いていました。
今年も作品の質がとても高く、礼拝堂に集まった生徒たちは身を乗り出すようにして作品を鑑賞していました。
最後に鈴木校長先生から、このように終日仲間の作品を味わうプログラムを、これからも大切にしていってほしいこと、そして来年はこれらの作品を参考にして新たに挑戦してほしいことなどのお話がありました。
今年も実り豊かな授賞式の一日を、全校みんなで共有することができました。

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