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今年度3回目の校内公開授業が行われています
香蘭女学校ではずっと以前から、教員同士がお互いの授業を見学して授業の質を高める勉強をする、校内の公開授業が行われてきました。
今年度も一学期、二学期と公開授業期間が設けられてきましたが、この三学期も2月中旬に公開授業期間が置かれました。この期間は、教員は教科内は勿論のこと、教科や学年を越えて授業見学もします。
教科や科目によって授業のやり方も自ずと異なります。また、授業形態・方法も時代を経て変化してきました。生徒も変化してきています。常に、今最もふさわしい授業の形を求めて、各教員が研鑽を積んでいます。
この日は、中等科1年の社会科・日本地理の授業でグループ発表が行われていました。題は「東京紹介」。この題に沿った8つのテーマを、8つのグループが分担して調べ、ちょうどそのグループ発表が行われている時でした。iPadとプロジェクターを用いてのプレゼンテーションは、各グループともに工夫が見られ、発表後はお互いのグループの評価もそれぞれしていました。
続いて中等科1年の体育では、準備体操から始まり、最後は校庭をそれぞれ6周走り、タイムをとったり、ペアを組んだクラスメイトからのコーチングを受けたり、ランニングの基礎を実践的に学ぶ授業でした。
中等科2年の国語では、教科書の教材「走れメロス」(太宰治)の最終場面についての研究をしていました。教員の課題提示に対して、各生徒はiPadを用いて自分なりの解答を提出し、それを教室の全員で共有する時間を持っていました。
香蘭女学校では日々、授業改革を進めて、新しい時代にふさわしい教育をお互いの研鑽を通して作り上げようとしています。