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高等科の生徒が受検するTOEIC - 今回は高3

香蘭女学校では今から130年前の学校創立以来、英語教育を重視しています。英国から来日した宣教師の方々によって学校が建てられたという経緯から考えても、当然のことだったでしょう。明治時代の香蘭女学校のカリキュラムを見ても、英語の時間数が図抜けて多かったことがわかります。そして、明治時代のある時期には、週の半分は日本語無しで授業が行われていたこともありました。
時代は移り、グローバル社会となったこの現代に於いては、この時代に則した、あるいは時代を先取りした英語教育を志しています。デジタル教科書は勿論のこと、多くの冊数の洋書を用意しiPadを駆使してシャドーイングを多用する多読多聴授業など、日々改革を試み、英語の四技能の力をつけるチャンスにしてほしいと願っています。
その中で、学力の伸張を計る外部テストの採用も欠かせなくなっています。何十年も前から英語検定は勿論受検していますが、2006年から高等科の生徒はTOEIC受検をしています。また現在は、中等科2年生からGTEC を校内で受検しています。自分の学力を自分で客観視しながら、得意なところ不得意なところをしっかり確認して次の学習につなげていく機会としています。
この2月21日には例年通り、高等科3年生が香蘭生活最後のTOEIC受検をしました。TOEICのスコアーは、大学進学を大きく左右するものにもなってきています。今後も自分のスコアーを伸ばす努力を重ねていってもらいたいと考えています。

(写真は、TOEICのテスト開始直前の様子)

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