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第128回高等科卒業感謝礼拝を捧げました
3月14日、高等科第128回生の卒業感謝礼拝ならびに卒業証書授与式を行いました。卒業生165名が香蘭女学校を巣立ってゆきました。新型コロナウイルスがあったため、在校生は登校禁止、ご来賓も出席をご遠慮いただき、卒業生・保護者・教職員だけの出席でマスク着用、式自体の時間は短縮、式の後に予定されていた謝恩式も中止という特別な形で行われました。2011年の東日本大震災の時の卒業感謝礼拝以来のことです。
礼拝奉仕の先生によって祭壇のロウソクに灯が点され、聖歌403番とともに礼拝奉仕の先生の先導によるプロセッションが入堂して成成鍾チャプレンの司式によって厳粛に始まった感謝礼拝。詩編の交唱は杉山修一チャプレン。聖書は高橋教頭により「コリントの信徒への手紙 1」(第12章4~11節)が朗読されました。例年ここで行われるクワイヤーによるアンセム、教頭の学事報告はともに今年は省略され、続いて卒業証書授与が行われました。一人一人の卒業生の名が呼ばれて、クラスの生徒1名が代表で鈴木校長から卒業証書を受け取りました。
引き続き表彰。ビカステス記念賞、ソントン記念賞、東京都知事賞、日本私立中学高等学校連合会会長賞、体育優良賞が贈られました。
校歌に続いて鈴木校長の式辞がありました。今回卒業感謝礼拝が先生たちの強い思いから挙行することができたこと、3年前に校長就任した時から一番声掛けをしてくれた生徒たちだったということ、今日読まれた聖書の中にあった「賜物」をそれぞれが持っているのだから、それを磨いていってほしいということなど、心温まるメッセージを送ってくださいました。
卒業生総代の謝辞(日本語・英語)があり、続いて卒業生全員で恒例の英唱歌「Hallelujah」(G.F.Handel)を卒業生の指揮と伴奏により奉唱しました。卒業生にとっては香蘭生活最後の忘れがたいハレルヤでした。
成チャプレンの祝祷に続いて最後に聖歌521番を歌うとともに第128回卒業感謝礼拝は無事終わり、高等科3年生はそれぞれの道に旅立ってゆきました。