3月18日には、4日前に捧げた高等科卒業感謝礼拝に続いて、中等科の卒業感謝礼拝が三学期終業礼拝とともに行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、今年度は例外的に礼拝堂ではなく各教室に於いて放送での中等科卒業感謝礼拝と三学期終業礼拝になりました。
成成鍾チャプレンの司式によって始められた礼拝は、詩篇の唱和に続いて、船越教頭により日課の聖書「マタイによる福音書」第7章第24～27節が朗読されました。そして、卒業証書授与。鈴木弘校長から証書が読み上げられました。そして引き続き、私立中学高等学校連合会会長賞と体育優良賞の生徒の表彰が氏名を読み上げて行われました。
続いて鈴木校長からの式辞でした。中等科3年生には、この卒業の時に一度立ち止まって、これまで3年間満足する生活ができただろうか、これから3年間はどのように学校生活を充実させられるだろうか、と考える時間を持ってほしいこと、そして全校生には今日読まれた日課聖書「家と土台」を引かれて、この6年間は自分の土台をしっかり築く時であるから、自分から求めて土台作りのための学びをしてほしいこと、そして私たちが無意識のうちにも人にレッテルを貼っていないか省みてほしい、人に対しても自分自身に対しても「殻」を破っていこうと、後ろ向きになりがちな今の生活環境の中でむしろ前向きに進んでゆけるメッセージを投げかけてくださいました。
そのあと諸祈祷・祝祷と続き、中等科卒業感謝礼拝と三学期終業礼拝は無事終了しました。
2019年度はこれで終了し、学校は春休みに入りました。