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新しい年度を迎えようとしている校内には春の花が満開です
新型コロナウイルスによる先行き不透明なこの春、そのような中でも学校は新しい2020年度を迎えようと準備を始めています。そして香蘭女学校の校内の各所で、いつもの年と全く変わらぬ自然の営みが粛々と進められていることに、改めて大きな力をいただく思いを抱かされます。
この時期、一番華やかな色を見せる大きな花が開花しました。シャクナゲの真っ赤な花です。ビカステス記念館の入り口前や築山の池のほとりなどで、次々とその豪華な姿を披露し始めてくれています。
先に一輪開花した様子をご紹介したミツバツツジも、まさに満開の時を迎え、築山の井戸の近くや、アプローチの芝蘭庵の脇などで可憐にピンク色の花が咲き乱れています。
蕾が膨らんだ様子を先にご紹介した築山奥のモクレンも、花びらを広げて美しく毅然とした姿を見せています。
心して注目していないと見落としてしまいそうな花も多々あります。築山の中央にあるグミの樹には、小さな可愛い花が咲きました。
築山奥のシャロームの鐘の右側をさらに進んだ所の斜面には、ハナズオウの白い花が、花柄無しで枝に直接花が付く独特の咲き方で密集して咲いています。
西のお庭に足を運ぶと、ブルーベリーの樹にピンク色の花冠をもった花が付き始めました。
この季節は毎日花の姿が変化する、一年のうちでも最も変化の著しい香蘭女学校の自然風景が見られます。