香蘭女学校は3月19日から、今年に限り校内には生徒が一人もいない春休みに入りました。4月に入り2020年度が始まった校内には次々と春の花が咲いています。 校門を入ってアプローチを少し歩くと、右側にコデマリの樹が何本かありますが、4月初めにして早くも白い花がつき始めました。例年よりひと月近く早い開花です。 アプローチをさらに進んでゆくと、ガールスカウト発祥の碑の向かい側にクロマツの樹が何本かありますが、こちらも赤味がかった花が次々と咲き始めています。 ユニークなところでは、管理棟南の塀際にネコヤナギの銀白色の花が咲きました。 管理棟の受付脇にある樹はハナミズキ。折からの暖かさもあり蕾が一気に膨らみ、開花しはじめたものも出始めました。例年4月下旬に咲くのが普通ですから、半月以上も早い開花です。 アプローチのサクラのうち一番最後に花開いた樹がヤエザクラです。香蘭女学校のヤエザクラは背の高い大樹ですが、晴天の青空に厚みのある花が存在感を示しています。 例年よりも早く咲いているものがもう一つ。それはツツジです。アプローチに多数あるツツジが次々と満開を迎えようとしています。今年は驚く早さで咲いています。 サクラの開花もそうでしたが、例年よりかなり早い春の訪れを感じさせるあちらこちらの春の花のとても早い開花です。