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今年の夏もWBGT温度を計測し熱中症に備えています
例年通り今夏も香蘭女学校では、保健室が中心となりWBGTを毎日計測して、生徒が熱中症にならないよう注意しています。
WBGT(湿球黒球温度)とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。
熱中症予防のための運動指針として、毎日計測しているWBGT計のどの値の時にはどのように行動すべきかという基準が定められています。WBGT計の値ごとに「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重注意」「運動は原則中止」の5段階に分けられ、それぞれの運動指針が細かく記載されています。「厳重注意」の値の場合は校庭に黄色い旗が、「運動は原則中止」の値の場合は校庭に赤い旗が立てられます。
今年も既に6月初めから計測を始め、夏休みに入ってからはこの掲示に記されている黄色の旗や赤い旗がしばしば立てられています。
新型コロナウイルスの感染予防のマスクをしながら、その上まだまだ続く酷暑の期間、生徒に万が一のことがないよう十分に気配りをし、また生徒たちに頻繁に呼びかけをしてゆこうと香蘭女学校は考えています。