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第124回高等科卒業感謝礼拝が行われました
3月15日、高等科第124回生の卒業感謝礼拝ならびに卒業証書授与式が挙行されました。風は多少強めでしたが爽やかな晴天のもと卒業生が香蘭女学校を巣立ってゆきました。
オルター・ギルドの生徒によって祭壇のロウソクに灯が点され、聖歌403番とともにアコライト・ギルドの生徒たちの先導によるプロセッションが入堂して高橋チャプレンの司式によって厳粛に始まった感謝礼拝。聖書は青野教頭により「コリントの信徒への手紙 1」(第12章4節から)が朗読されました。クワイヤーによるアンセム「Laudate Pueri」(F. Mendelssohn)、青野教頭の学事報告に続き卒業証書授与が行われ、一人一人の卒業生は自分の名が呼ばれると壇上に上がり高田校長から卒業証書が手渡されました。
引き続き表彰。例年通りビカステス記念賞、ソントン記念賞、チャンドラ記念賞、東京都知事賞、日本私立中学高等学校連合会会長賞、体育優良賞が贈られました。
校歌に続いて高田校長の校長式辞。今年は5つのお願いというお話でした。5年前から続けている東日本大震災被災地への支援を通じていつもそのことを心にとめること、毎朝続けてきた祈りのこと、今日の聖書にあった私たちという賜物のこと、校歌の歌詞にある「めぐみのつゆにうるおいて」について、そして香蘭女学校卒業生である誇りと感謝を持つことについて話されました。
来賓のご祝辞は、聖路加国際大学学長の井部俊子先生からいただきました。井部先生が大学時代に保健の実習を香蘭女学校で行ったというご縁から話は始まり、香蘭と聖路加の深い縁、そして聖路加とはどういう歴史を持つ所なのか、聖路加の学士入学の制度についてなど、これから進路を考える在校生にとっても意味のあるご祝辞でした。
在校生総代の送辞、卒業生総代の謝辞(日本文と英文それぞれ一名)があり、続いて全員で恒例の「ハレルヤ・コーラス」(ヘンデル)を奉唱しました。香蘭生活最後のハレルヤでした。
最後に聖歌521番を歌うとともに第124回卒業感謝礼拝は無事終わり、高等科3年生は各人がそれぞれの進路に旅立ってゆきました。