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中等科1年生に向けて「香蘭女学校132年のあゆみ」のお話

二学期最初の9月3日、中等科1年生は礼拝堂で船越教頭から「香蘭女学校132年のあゆみ」というお話をうかがいました。

このお話は本来、4月に実施される新入生キャンプの中で入学間もない中等科1年生に向けて、入学した自分の学校をよく知ってもらうプログラムとして毎年なされているものです。

ところが今年は、新型コロナウイルス感染症対応のため新入生キャンプは中止。その後も登校ができない時期が続き、ようやく登校するようになったと思ったらすぐに一学期は終わってしまい、このお話をうかがうチャンスを失してきました。

そこで二学期最初の日、ようやくその機会を得ることができました。 感染予防のためにソーシャルディスタンスをしっかりとって着席した生徒たちに向けて、船越教頭先生は写真をプロジェクターで映写しながら、楽しくお話ししてくださいました。

明治初期にどのような思いを持ってどのような宣教師の方々がいらっしゃったか、132年前に香蘭女学校を創立されたエドワード・ビカステス主教とは? 初代校長の今井壽道司祭とは? その他多くの女性宣教師の先生たちの足跡から始まり、麻布永坂、白金三光町、旗の台と校地が移ってきた経緯、香蘭女学校の危機を救ってくださった方々や教育や経営を支えてくださった世界中の方々、ガールスカウトやバザーなど今日まで続くものの始まり、昔と今の香蘭のつながりを示すもの、など、多くの史実や事物・人物の紹介を多彩に展開されながら、香蘭女学校が132年間、人々のどのような思いで守られ育てられてきたかを、わかりやすく話してくださいました。

これから6年間過ごすことになる学校、そしてその後も卒業生と一生大切な宝物になるにちがいない学校、この香蘭女学校を自分の学校として自覚する第一歩として、このお話は中等科1年生にとってとても大事なものとなりました。

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