新型コロナウィルス感染症対応で学校の日程が大幅に変更となって延期になっていた年度最初の防災訓練が、予定より5ヶ月遅れで9月11日に実施されました。

今回の訓練の目的は、新しいクラスに移ったので、現在の教室での避難経路の確認、避難態勢の確認、そして防災頭巾の準備徹底でした。

サイレンが鳴り、緊急放送が流れ、教室の扉を開け、窓を閉めると同時にその鍵は外し避難経路を確認して、それから防災頭巾をかぶって校庭に避難し、そこでクラスごとに点呼をとりました。

また例年と異なり、ソーシャルディスタンスを守るために、2学年ずつが順番に避難するという方法を今回はとりました。

全ての学年の避難が終わり、全校生徒が教室に戻ったところで、鈴木校長先生から、もしもの災害に備えて何をしていったら良いかが「釜石の奇跡」などを例に挙げながら全校生徒に伝えられました。

いつ来るか分からない大地震などに対して、常にその対策を怠らないよう、香蘭女学校では日々の訓練を心がけています。