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第10回「東京-祈りの輪-」に生徒が参加、卒業生が報告

  東日本大震災で被災された方々を覚えて東京都内のキリスト教学校の生徒や教職員が一堂に会して祈りを合わせる「東京-祈りの輪-」。2011年5月に第1回が開催されてから、毎年2回ずつ、そしてこの3月に第10回目を迎えました。
 2011年3月11日の東日本大震災から5年目となる3月12日午後、100名近い生徒、教職員、そして卒業生が、銀座教会大礼拝堂に集まりました。毎回被災地の学校からも報告に来ていただいていますが、今回は東北学院高等学校の生徒と先生も参加されました。
 香蘭女学校からも14名の生徒と2名の卒業生が、先生たちとともに参加しました。
 女子聖学院副チャプレンの木戸先生の司会によって開会、木戸先生の司式によって招きの言葉が詠まれました。続いて東北学院の生徒によるキャンドル点火。そして木戸先生による聖書「マタイによる福音書」第7章7~14節の朗読、祈祷と続き、全員で讃美歌390番を奉唱しました。
 説教は、第1回「東京-祈りの輪-」からずっとお世話いただいている銀座教会の主任牧師である長山信夫先生からいただきました。
 そのあと長山先生による祈祷、全員で讃美歌280番奉唱と続き、最後に長山先生の祝祷があって礼拝は終わりました。
 引き続き第2部に入り、まず被災地からの報告として東北学院高等学校の生徒からの現状報告がありました。次に、被災地支援を行っている学校の卒業生からその取り組みについての報告があり、最初に香蘭女学校の卒業生から、続いて恵泉女学園の卒業生からそれぞれ報告がありました。
 第3部は全員が7つのグループに分かれ、それぞれで祈りと報告の時を持ちました。各グループでは生徒が司会をし、グループ全員が順々に一人ずつ自分なりの祈りを捧げる、そして各学校の取り組みの紹介やこれからの課題などを報告し合いました。香蘭女学校の生徒も司会をつとめました。
 分科会のあと全員が大礼拝堂に戻り、東日本大震災を憶えてキリスト教学校全体で作成した「共同の祈り」を全員で捧げました。最後に銀座教会の長山牧師、そしてこの「東京-祈りの輪-」発起人である玉川聖学院の水口中高部長から閉会の挨拶があって、第10回「東京-祈りの輪-」は終了しました。

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