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2016年度中等科入学感謝礼拝を捧げました
4月8日、新入生を迎えて中等科入学感謝礼拝を捧げました。薄曇りのまずまずの天気でしたが、校門の前、あるいは入学感謝礼拝の立て看板の前で、真新しい制服を着て親子の記念写真を撮ってもらっている新入生たちの嬉しそうな笑顔が、次々と見られました。エントランス前で親子はしばしのお別れ。新入生たちは笑顔で出迎えたガールスカウトの上級生たちに伴われて、自分の教室へ向かいました。
10時から始まった入学感謝礼拝。香蘭女学校ではすべての式が礼拝として捧げられる大切な祈りの時。新入生の大半にとっては初めての経験です。緊張した面持ちで中等科2~3年の上級生たちが待つ礼拝堂に、しずしずと新入生は入堂しました。
祭壇に生徒によって灯が点されて、聖歌390番、上級生が奉仕するオルター・ギルドの生徒による祭壇のロウソクやイースターのパスカル・キャンドルへの点火、アコライト・ギルドの生徒が先導するプロセッション入堂から開始された礼拝に、新入生はまず驚いたことでしょう。高橋宏幸チャプレン司式の中、初めて礼拝式文のことばを唱え、井上裕子教頭の聖書のみことば(「マタイによる福音書」第7章7節から)に耳を傾けた後、クワイヤーの歌うアンセム「ああ感謝せん」(G. F. Handel)の美しさに、心を奪われたことでしょう。高田智子校長の式辞、横内允理事長の祝辞、円城裕華父母の会会長の祝辞、校歌を斉唱したあとの在校生代表の中等科3年生の歓迎のことばなどをしっかりと受けとめて、また中等科2~3年生全員によるJ. L. F. Mendelssohn B.「主をたのみて」の歌声に耳を傾けた後、お祈り、そして聖歌391番を歌って初めての礼拝を終えました。
礼拝のあとは引き続き高田校長から、中等科1年生が直接関係する先生方の紹介がありました。
校庭の咲き誇る桜の木の下でクラスごとに記念写真を撮影したあと、教室に戻ってクラス担任の先生からの諸説明をうかがって、気を張りつめて過ごした一日を新入生たちは無事終えました。