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校内に新たにできた「西のお庭」で畑作り開始
ビカステス記念館と芝蘭庵の西側にこのたび新たにできた校地は、「西のお庭」と命名されました。4月27日には、中等科・高等科の生徒たちや教職員が参加して、この「西のお庭」の祝別の式が高橋チャプレンの司式により捧げられました。
そしていよいよ4月30日の午後からは、この「西のお庭」での畑作りが始められました。
既に「西のお庭」のうち三分の二ほどには、果樹が植えられています。次郎柿、早生大丹波栗、早生温州ミカン、不知火みかん、富有甘柿、シュガープルーン、大石早生プラム、ソルダムプラムなどの果樹がこれからどう育ってゆき、どのような実りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
残り三分の一ほどの土地が、これから丹精こめて私たちが世話をしてゆく畑です。既に生徒たちなどから希望をとり、畑となる土地の割り振りがされています。自然科学部、華道部、料理部、ガールスカウト部などの部活動、園芸係、SE学習の材料として家庭科や華道など、さらに高等科3年生の生物選択者や高等科2年のクラスなど。心地よい晴天となったこの日は、それぞれに配分された土地を、生徒たちが先生たちとともに耕し始めました。
植物の生育に生徒みずから携わり、協力して丁寧に息長くお世話をする。そんな経験ができる場として、この「西のお庭」は香蘭女学校の大切な空間へと育ってゆくことでしょう。