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礼拝で東日本大震災ボランティア参加生徒が報告

  4月18日朝の全校礼拝で、この3月に東日本大震災ボランティアに参加した生徒が、全校生徒に向けて報告をしました。
 この日礼拝堂で捧げられた礼拝は、いつもの通り高橋チャプレンの司式によって始められ、詩編31編に続き日課聖書を高等科1年の奉仕生徒が奉読しました。そして引き続き、2名の生徒が報告に立ちました。
 今回報告したのは、この3月に東日本大震災ボランティアに参加した17名の生徒のうち、現高等科3年と2年各1名の生徒でした。初めて東北被災地を訪れて、名取市の閖上地区や石巻市の大川小学校などの津波の爪痕の惨さに驚いたこと、名取市の応急仮設住宅箱塚桜団地の皆さんが今回も心待ちにしてくださっていてたくさんお話をしてくれたこと、石巻市北上町十三浜のワカメ養殖や加工をしているお宅でお手伝いをした時にいろいろなお話をしてくれたり丁寧に作業を教えてくださったりしたこと、またこれらのワカメのお宅もまた心待ちにしてくださっていて笑顔で迎えてくださったこと、そして何より実際に現地を訪れてみなければ何も本当のことはわからないということを実感したこと、など、感じたこと、考えたことを正直な言葉で伝えてくれました。
 同級生や上級生の「伝えようとする心」が、聞いている生徒たちの心を確かに動かし、真剣な表情で報告に耳を傾けている様子が印象的でした。
 このあと礼拝は、聖歌167番奉唱、諸祈祷、主の祈り、祝祷と続き、最後に聖歌563番を奉唱して終わりましたが、2名の生徒のボランティア報告は各教室へ戻って行った生徒の心に深く残るものだったようです。

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