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4月半ば、一斉に校内が春景色になってきました

  2016年度が始まって一週間ほどして、新入学の中等科1年生がようやく一週間の生活ペースが一応つかめてきた頃、香蘭女学校の校内の自然は一斉に春景色を呈してきました。
 例年よりずっと早く咲き始めたアプローチのツツジも既に満開、赤色・白色・桃色などが華やかさを競うように咲き誇っています。そして、中原街道からもよく見えるアプローチの真っ赤なツツジの隣にあるコデマリの樹も、その真っ白な花が満開の時を迎えました。
 アプローチにはいろいろな小さな花もあります。例えばこの時期アプローチで一番目につく小さな草花が、イモカタバミの紫色の花です。また同じ種類の花としては、カタバミやムラサキカタバミもアプローチをはじめ校内あちらこちらで目にすることができます。さらに、ハルジオンの小さいながらも華やかな花はアプローチや築山の至るところに咲いていますし、キイチゴの一種の白い花もアプローチで見ることができました。
 アプローチ途中の左側、ビカステス記念館前のイングリッシュ・ガーデンの池の向こう側には、アマドコロの可愛らしい花や、スズランの小さな花も咲いています。
 パティオまで足を運ぶと、事務所受付入り口脇のハナミズキが満開。存在感を示しています。
 築山に入って行くと、目につくのはヒイラギナンテンの葉の茎の付け根にたくさんの実がなっている様子が見られます。もうすぐ黄色く色づいてくるに違いありません。また、そのヒイラギナンテンの樹の真上には、藤棚にフジの花が見事に咲き始めています。このフジを通して向こうに校庭で部活動をする運動部の生徒たちの姿を眺め見るアングルは、この季節のお薦めの一つです。
 築山奥深くに入って行き、体育館棟の西側の坂を登り切ったところ、右側にイボタノキ(ネズミモチ)の樹があり、ちょうど白くて独特の形をした花がたくさん咲いていました。また、同じ築山の体育館棟南西側には冬から咲き続けているツバキの樹がありますが、今もまだところどころに次々と見事な花をつけているのを見ることができます。
 そして、体育館棟屋上のフローラル・ガーデンでその南端に造られている棚に、もうそろそろ花の終わりを告げようとしているムベに代わって、ハゴロモジャスミンの花が咲き始めました。
 楽しい香蘭女学校の春景色です。

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