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中間テストを迎えた5月下旬の校内の自然

  香蘭女学校は一学期中間テストを実施する時期である5月下旬を迎えました。自然溢れる香蘭女学校の校内には、また新たな息吹を感じさせる風景が見られます。
 校門を入ってアプローチを進むと、梅雨時のアプローチの花の主役となるはずのクチナシの花が、今年は早くもこの5月のうちに咲き始めました。季節の進みの早さを感じます。
 そして、アプローチ左側のビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンの池でも、例年より早くスイレンの花が開き始めました。また、イングリッシュ・ガーデン奥では今年もトキワツユクサの小さくて可憐な花が、次々と咲き始めています。
 アプローチの反対側では、ボケの樹に薄緑色の実がなり始めました。
 さて、南館に足を運んでみましょう。やはり梅雨時の南館前の主役であるキンシバイとビヨウヤナギの黄色い花コンビが、早くもその華やかさを競い始めました。
 築山など校内各所に植わっているアジサイやガクアジサイの樹には、花が順々につき始めて、校内の梅雨時の装いを梅雨入り前のこの時期に早くも呈しています。その様子をキャンバスに留めようと、高等科2年の美術選択者の生徒たちが、一心に絵筆を走らせていました。

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