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卒業生の上橋菜穂子と<精霊の守り人>展

  東京都世田谷区南烏山にある「世田谷文学館」では、この4月23日から「上橋菜穂子と<精霊の守り人>展」が開催されています。今回のこの展覧会は、公益財団法人せたがや文化財団、世田谷文学館、NHKサービスセンターが共同主催で行われており、世田谷文学館の2階展示室では7月3日(日)まで行われています。毎週月曜日が休館で、一般800円、高校・大学生・65歳以上が600円、中学生以下は無料となっています。また、7月30日から9月19日までは姫路文学館、9月24日から11月20日までは駿府博物館、そして2017年1月20日から2月19まではかごしま近代文学館で、それぞれ開催されることになっています。
 作家の上橋菜穂子さんは、香蘭女学校の第89回卒業生です。2014年には国際アンデルセン賞作家賞を、翌年には本屋大賞を受賞するなど、多方面から多くの賞をいただいています。文化人類学者として大学で教鞭も執っている上橋さんの世界は、想像性と創造性に溢れ、多文化の共生を壮大なスケールの物語世界の中に描く、ダイナミックな、そしてロマンに満ちた文学世界です。「精霊の守り人」から始まる「守り人」シリーズは、特にその中でも代表的なもので、今年度からNHKで3年にわたって、綾瀬はるか主演でドラマ化されているのは、皆さんもご存知の通りです。
 皆さんも世田谷文学館に足を運ばれて、香蘭女学校の生徒時代に培われた上橋菜穂子さんの作品世界を、是非この「上橋菜穂子と<精霊の守り人>展」で堪能していただきたいと思います。
 (写真1枚目は世田谷文学館HPより転載させていただきました。写真2・3枚目は今回の展覧会オープニングセレモニーでの上橋さん、写真4枚目は単行本表紙)

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