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夏休み真っ只中の8月初旬に校内に咲いた花
夏休みも真っ只中、8月上旬の香蘭女学校校内では、花の少ないこの季節ではありますが、よく探すといくつかの花たちが私たちにその姿を見せてくれています。
アプローチを歩いて左側、ビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンの一番奥には、コヒルガオの淡い色の可愛らしい花がいくつも次々と咲いていました。
そのビカステス記念館の右奥、今年できた「西のお庭」に足を踏み入れてみると、区割りした畑のうち、高等科2年D組の畑にはナスの小さな花が咲いていました。既にナスの実はこのクラスの生徒たちが収穫したあとでした。
そしてアプローチの突き当たり、パティオ入口の所にある花壇には今年も、背よりもずっと高い所に大きなヒマワリの花が咲きました。これは「福島ひまわり里親プロジェクト」のヒマワリです。「福島ひまわり里親プロジェクト」は、東日本大震災に見舞われた2011年の5月に、福島県と全国の絆づくり、教育対策、雇用対策、観光対策など、さまざまな思いを込めて福島県でスタートしたプロジェクトです。福島県からひまわりの種を買い、その種を植えて育て、開花の後に種をとってそれを福島県に戻します。この送られた種が再び福島県で植えられて、ひまわり畑が福島県でどんどんと広がってゆくというプロジェクトです。香蘭女学校も昨年からこのプロジェクトに参加することとなり、今年も中等科生徒会が中心となってアプローチ突き当たりの花壇に、福島県から買った青いひまわりの種を植えました。そのひまわりがこの夏、見事に開花しました。今後は昨年に引き続き今年も、このひまわりの種を採取し、その採れた種を元々の種をいただいた福島県のひまわり畑に戻すことになります。