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青少年長崎平和使節の生徒2名が礼拝で報告
1985年3月26日に東京都品川区は「非核平和都市品川宣言」を行い、以後毎年8月8日~10日の2泊3日で、区内在住・在学の青少年6名を長崎市へ派遣し、平和祈念式典への参加、原爆資料館見学等を実施し、その成果を成果集等にまとめ、非核平和都市品川宣言事業パネル展等で区民および関係機関へ配付する「青少年平和使節派遣(長崎)」という事業を行っています。
品川区にある学校である香蘭女学校から今年度は、高等科2年・3年の生徒各1名が、この青少年長崎平和使節として長崎を訪問しました。
9月23日朝の全校礼拝の中でこの2名の生徒が、長崎訪問の報告を全校生徒に対して行いました。広島に比べてイメージが少し弱い印象があると思っていた2名は長崎を初めて訪問して、被爆の実態の壮絶なことを現地で衝撃をもって実感したこと、被爆者の方のお話をうかがって感じたこと、まずは現地を訪れることが何より大切であるということ、そして持続的に長崎のことを被爆のことを戦争のことを考え続けることの必要を、確かなことばで訴えかけてくれました。
先日の広島平和学習参加生徒のことばとともに、全校生徒には心を強く動かされる報告でした。