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中等科3年生が東北修学旅行へ出かけて来ました
9月28日~30日の二泊三日、今年も中等科3年生は修学旅行へ出かけてきました。
今年度も行き先は東北ですが、新たに3ヶ所の見学地が増え、今まで以上に盛りだくさんの旅となりました。今年の行き先は、三内丸山遺跡~奥入瀬渓流(白糸の滝から銚子大滝まで散策)~休屋・乙女の像~大湯ストーンサークル~小坂鉱山事務所・康楽館~八幡平~厳美渓~毛越寺~中尊寺~えさし藤原の郷です。
今年度からコースに加わった三内丸山遺跡。日本最大の縄文遺跡が念願叶ってやっとコースに入りました。壮大なスケールの遺跡に圧倒されるひとときでした。奥入瀬で自然の造形の美しさに見とれる散策したあと、乙女の像へ。高村光太郎の遺作となった彫刻の見事さを大自然の美しい造形である十和田湖とともに楽しみました。
翌日最初の訪問先は大湯ストーンサークル(環状列石)。縄文時代の謎残る遺跡をボランティアガイドの熱心な説明を受けて見ながら、数千年のはるか昔に思いを馳せました。小坂鉱山事務所・康楽館の2ヶ所も今年度初めてコースに入った場所です。1905年に建設され、鉱産額で全国一位となった小坂鉱山の文化遺産である小坂鉱山事務所で、かつての鉱山の様子を見学するとともに、その小坂鉱山の福利厚生施設として1910年に建設され現在は国の重要文化財に指定されている芝居小屋「康楽館」。この芝居小屋の中に入った生徒たちは、昔ながらの桟敷席や回り舞台などに興奮気味で見入っていました。そのあと訪れた八幡平は、残念ながら一面真っ白で景色が全く見えませんでしたが、山を少し下り始めたところで次第に晴れ渡り、遠方までよく見渡すことができました。
最終日は厳美渓から出発。世界遺産に登録された毛越寺と中尊寺を訪れました。ここは生徒たちが最も楽しみにしていた見学地の一つです。とりわけ、中尊寺金色堂に入って、生徒たちはその絢爛豪華な姿にしばし心を奪われていました。そして最後の見学地、えさし藤原の郷。20haにも及ぶ広大な敷地に平安時代の寝殿造の建物が見事に再現され、実際にその中に入って見学できる場所。生徒たちは伽羅御所を中心に楽しんでいました。
素晴らしい天気の中、中等科3年の生徒たちは終始元気に、楽しく好奇心旺盛に見学をし、充実した修学旅行となりました。