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10月に入ってから校内に咲き始めた秋の花たち
お彼岸を過ぎた途端に、香蘭女学校校内に咲く花の種類に変化が見られ始めました。ビカステス記念館前のサルスベリの赤い花や、体育館棟のシャロームの鐘西側に咲いていた同じサルスベリの白い花は既になく、また築山やビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンで咲き誇っていた赤や白のヒガンバナ(マンジュシャゲ)の花もその姿を跡形もなく消してしまいました。
代わって咲き始めたこの季節を代表する花、アプローチを歩いているとその花の良い香りがほんのりと薫ってきました。毎年秋になるとこのように薫ってくる花は、築山の中に入って右の方に歩を進めると見えてくる樹に橙黄色の花をつけている、キンモクセイの花です。
さらに校門を入ったアプローチでチラホラと見え始めたのが、ハギの赤紫色の花です。小さな花ではありますが、この季節、これからしばらくの間は次々と咲いて、私たちの目を楽しませてくれるはずです。
そして、築山を歩きながら少し屈んで目を凝らして地表を見てみると、時折ムラサキツユクサの小さな可愛らしい花の姿を発見できます。季節をわたって咲く花ではありますが、10月はその年最後の発見チャンスとなります。
今年はまだまだはっきりしない天気が続きますが、そろそろ秋空が広がり始めるこの心地よい季節の、香蘭女学校の花風景です。