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ヒルダ祭で「広島平和学習」の展示を行いました
10月8日・9日に行われた43回目のヒルダ祭の時に、ビカステス記念館のサロンではこの8月に実施された校外活動の「広島平和学習」の展示も行いました。「広島平和学習」の展示は、三年前・一昨年・昨年に続き、4年目の展示となります。
まず、被爆者のお一人としてお話をうかがった岡田恵美子さんの紹介とそのお話の中で心に強く刻みつけられた言葉を写真とともに紹介してありました。次に、広島が復興までどのような道のりを辿っていったのかの説明がありました。その次は「広島女学院の活動」紹介。今年度の「広島平和学習」でも、広島女学院高校の皆さんに碑巡りのご案内をいただくとともに、交流会も持ちました。2008年より広島女学院が中心となって行われ、香蘭女学校も毎年参加させていただいている「核廃絶!ヒロシマ~中高生による署名活動」や「ヒロシマ アーカイブAR(拡張現実)アプリ」についての展示がありました。さらに「爆心地MAPS」とその解説、「千羽鶴プロジェクト」の紹介などが展示されていました。
また「広島平和学習」に参加した生徒たち製作による映像が流され、会場にいらっしゃった方々が熱心に観ておられました。
そして会場では、『“平和と呼ぶにはまだ遠く、歴史にするにはまだ早い”~広島平和学習2016 感想文集』と題した大部の文集が配られましたが、その中にはこの8月の「広島平和学習」に参加した生徒の真摯な作文が掲載されていました。
来年以降の「広島平和学習」へ継続するために、多くの方々に見ていただいて思いを共有するとともに、参加した生徒たちはさらに考えを深める機会とし得た様子でした。