夏休みになり、香蘭女学校では中等科も高等科も夏期学習会が盛んに行われている7月下旬、校内には真夏の花がまた新たに咲き始めました。
　既にこのウェブサイトでご紹介した花のうち、例えば体育科棟のフローラル・ガーデンにあるアベリア、ビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンの池にあるスイレンや、記念館前のサルスベリなどは、勿論今も咲いていますが、新たに校門右側の築山上を見上げると、そこにはムクゲの花が見られるようになりました。
　南館の校舎の壁には、ノウゼンカズラの赤い花が咲き始めました。これからしばらくすると、この南館の壁はこのノウゼンカズラの花でいっぱいになることでしょう。
　そして、体育館棟西側の築山には、カノコユリの花がたくさん開花しました。6月以来アプローチに咲いていたヤマユリやオニユリが咲き終わったちょうどこの時期、毎年私たちの目を驚かすように咲く花です。
　7月28日までで夏期学習会が終わって、香蘭女学校の生徒たちは本格的に夏期休暇に入りました。