最新のお知らせUpdates
二学期も「学年礼拝」を三光教会で捧げています
香蘭女学校では、毎朝の全校礼拝だけでなく、毎学期学年ごとにホームルームの時間を使って「学年礼拝」を捧げています。全校礼拝とは違った形で、しかも毎朝の礼拝よりも長い時間をかけてささげられる礼拝です。「学年礼拝」は三光教会聖堂に於いて行われます。
二学期も一学期に引き続き、学年礼拝が行われています。高橋宏幸チャプレンの司式によって学年礼拝は始められますが、上級生にもなると学年によっては生徒が司式をつとめることもあります。この11月にも高等科3年の学年礼拝で生徒が司式をつとめました。そして学年礼拝の特色の一つに、各クラスの宗教委員が相談をして、学年礼拝の準備をするということがあります。礼拝当日に日課聖書朗読をするのも生徒たちで、また聖歌の伴奏をするオーガニストも生徒たちがつとめます。
学年礼拝でのチャプレンのお話は、ひときわ楽しいもので、また生徒たちに質問をしてまわるのも恒例です。生徒たちからユニークな答えが引き出されるひとときです。しかし、その中でチャプレンは、その学年の全員に向けての大事なメッセージをしっかりと伝えられます。
学年が上がってゆくと、自分たちで礼拝のプログラムを考案したり、学年の何人かの生徒たちがみんなの前に出て、自身が体験したことや日頃感じていることを話したりすることもあります。今回の高等科3年の学年礼拝では、各クラス2人の宗教委員がそれぞれ、宗教委員をつとめてきて気がついたこと、感じたこと、考えたことなどをお話ししました。生徒たちは熱心に友人の話に聞き入っていました。
香蘭生活の中でも大切な時間の一つである学年礼拝。高等科3年生にとっては、残り1回を残すのみとなりました。