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三学期の学年礼拝が三光教会聖堂で始まりました

各学年が学期に1回、三光教会聖堂でささげている学年礼拝。新しい年を迎えた三学期の学年礼拝は、1月11日より始まりました。
トップバッターは高等科3年生。香蘭女学校での生活に於いて最後の学年礼拝となりました。宗教委員の生徒の司式によって礼拝は始まり、オーガニストの生徒のオルガン伴奏による聖歌332番、そして宗教委員の生徒によって日課聖書が朗読されました。この日の日課聖書は「マタイによる福音書」第7章7~14節。この箇所は、六年前の中等科入学式の時に読まれた聖語で、この六年間の香蘭生活を総括する意味をもって選ばれました。
高橋チャプレンによる教話は、香蘭生活最後の学年礼拝に臨んでいる高等科3年の生徒たちに向けて、卒業への餞とも言える特別なお話でした。30年近く、誰にも話さず封印していたチャプレンご自身の青少年時代の辛い思いを切々と話されました。香蘭生活の6年間では、楽しいことは勿論たくさんありながら、同時に辛い思いをしたことも1つや2つではなかったでしょう。生徒たちにとって、チャプレンのお話の内容は自分に重ね合わせられる部分もあったに違いありません。そして、チャプレンはそこからどのように立ち上がったかを丁寧に語られました。高等科を卒業してから進学、さらには社会人へと進んでゆくにあたっては、当然のことながら辛い経験をする機会が今まで以上に多くなることでしょう。高等科3年生にとって、その時に立ち上がるためのヒントが散りばめられた今回の教話は、一人一人の心の奥深くに大切にしまわれたことと思います。
最後に諸祈祷、祝祷、そして聖歌532番を歌って、香蘭生活最後の学年礼拝を高等科3年生は終えました。
これから順々に、他の学年も三光教会聖堂で三学期の学年礼拝をささげます。

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