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礼拝で広島平和学習参加者が「I Peace」呼びかけ
香蘭女学校では毎年8月に「広島平和学習」を実施して、被爆地を訪問し広島女学院高校の生徒の皆さんに碑巡りの案内をしていただいたり、被爆者の方からお話を伺ったりする機会を持っています。中等科3年生から高等科3年生までの希望者約30名が参加しています。
そして訪問したあとは、継続的に平和学習を深める学習活動を進め、ヒルダ祭やバザーでその発表をしてきました。
1月27日朝の全校礼拝では、この「広島平和学習」の参加メンバーの7名が、今後さらに学習を深めてゆくために参加者の募集を呼びかけました。この呼びかけの中で、この活動の名称を「I Peace」とすることを発表しました。この「I」は、「I」私が、「eye」私自身の目で、「愛」愛をもって、「imagination」想像力を働かせて、という意味であることが説明され、さらに具体的にどのような考えでどのような活動をしてゆくかが話されました。広島平和学習に参加しようとしたきっかけは何となくだったメンバーが、実際に現地を見、被爆者のお話を伺い、広島女学院の生徒の皆さんと話をしてゆくうちに、意識が変化していったこと、その後の継続学習でそれがさらに深化したこと、これからの活動のはじめにこの2月に東京大空襲の資料館を訪れることにしていること、なぜ広島原爆から東京大空襲へと発想が広がっていったかというその理由などを、丁寧に全校生徒に語ってくれました。
この「I Peace」の活動が今後、全校で広く展開されることが期待されます。