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真冬の2月の寒い中でも草木に新たな息吹が……

中等科入学試験を終えて、香蘭女学校の2016年度も最後のひと月余りを残すだけという時期に入りました。寒波がやって来て、朝の寒さが身にしみる毎日です。

校内の自然もこの寒い中でひっそりと息をひそめているように見えますが、少しずつ新たな息吹を見せています。大自然の確かな歩みを改めて感じる時です。

例年より早めに咲いた芝蘭庵前のウメの樹。2月に入り、満開になっています。見事な咲きぶりは、来校する方々の目を楽しませています。

アプローチで咲き始めた花としてもう一つ、アセビがあります。よく目を凝らして見ないと気づくことができませんが、独特な白い房状の花がたくさんつき始めています。

この時期にはあちらこちらの樹の実がなっています。アプローチでは、クチナシのオレンジ色の実が目に入ってきます。築山に入ると、小川の手前にあるヒイラギナンテンの小さな薄黄色の花が咲いているのに気づくことができます。さらに、管理棟南にはキンカンの樹がありますが、ここにもいくつもの黄色い実がなっています。

さて、この時期の花のうち変わり種は、毎年この頃に管理棟南で咲くシンビジウムです。これは校務職員の方が以前この場所に直植えされて丹精して育てられたものですが、1月からしっかりとした蕾をつけて、すぐにでも開花できるように準備をしているようすです。

春は少しずつその足音を聞かせ始めてくれています。

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