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高等科3年特別プログラム講演会 - 正木澄江先生
高等科3年生の特別プログラムの講演会の第4回は2月15日、今回は立教大学キャリアセンターの正木澄江先生のお話を伺いました。
正木先生のお話は、ご自分のこれまでのキャリアをご紹介しながら、同時に配布した「ライフ・ライン・チャート」の用紙を用いながら、キャリアがそれぞれの人生でどのように作られるかということについて、生徒たちに問題提起をされました。
「ライフ・ライン・チャート」は、自分の半生の歩みをプラスとマイナスに上下動する時間の流れとして振り返りグラフ化してゆくもので、プラスの時、あるいはマイナスの時にどのように自分に対するかも同時に考えるものでした。その記入が終わった生徒たちは、そのグラフを周りの友人たちと共有する作業をし、幾人かの生徒はそこでの気づきを全員に向けて発表しました。
この作業を通して正木先生が伝えたかったことは、「キャリア形成のプロセスは人それぞれに異なる」「したがって、このキャリアが望ましい、望ましくないというものはない」「しかし、人生の先を歩む先輩の経験から学べることは多くある」ということでした。
引き続き、30歳の自分をイメージして言葉にする作業、大学に入る目的の整理をする作業などを通じて、目的を達成するコツ「SMARTの法則」を教えてもらいました。
最後に「Knowledge comes from suffering」という言葉とともに、迷ったらとりあえずやってみるというアドバイスを頂戴しました。
正木先生の講演は多くの示唆をいただいて終わりました。