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礼拝で「I Peace」の中等科3年生がアピール
2016年度三学期も終わり間近、期末テストがすべて返却される全校登校日を迎えました。この日の全校礼拝の中で、広島平和学習から生まれた団体「I Peace」の中等科3年生の生徒2名が、活動のアピールをしました。
高等科3年生が中心となって作った「I Peace」ですが、確実に下級生にその輪が広がっています。今回のアピールでは、まず現在の活動状況の紹介がありました。2月11日に東京大空襲・戦災資料センターを訪問し、展示を見て初めて知ったこと、東京大空襲経験者の二瓶治代さんから伺った体験談の内容などが紹介されました。また、横内允理事長から戦時中の具体的な経験やそこから得た教訓などを伺ったこと、さらに司書教諭の木田先生からお父様の体験談を話して頂いたりビデオを見せていただいたりしたことなど、「I Peace」の最近の活発な活動が紹介されました。
そして、私たちは戦争を実際には経験していなけれども、私たちには「想像力」がある、そして戦争を語り伝えてゆかねばならない「使命」がある、と強く訴えました。
最後に、「I Peace」の活動への参加のお誘いのことばがあって、この日のアピールは終わりました。アピールの熱意が全校生徒に伝わり、お話をした2名の中等科3年生に惜しみない拍手が送られました。
礼拝が終わった後に教室に戻った生徒たちには、「I Peace新聞」第1・2号が配布されました。