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3月11日は6年目の東日本大震災を憶えての全校礼拝

今年もまた3月11日、6年目の東日本大震災を憶えて全校礼拝を捧げることとなりました。

礼拝堂に全校生徒が集まり、高橋チャプレンの司式で始められた礼拝。日課聖書「マタイによる福音書4章18~22節」が朗読奉仕の生徒によって奉読され、引き続き高橋チャプレンの教話となりました。

東日本大震災から6年目、香蘭女学校の生徒たちも2011年からずっと被災地でのボランティアを続けてきました。被災された方々と直接顔を合わせ、お話を伺うということをしていると、私たちに何ができるのだろうか。ボランティアに出かけた先輩たちはそのような思いにしばしば悩まされてもきました。以前ある仮設住宅でのプログラムの最中に、お話をしていた相手の住民の方に「お前たち何しに来たんだ?」と言われて涙が止まらなかった先輩もいました。それでも、出かけて行って喜ばれ、そのあと感謝の長いお手紙をいただいたことも間違いなく何回となくあります。何よりも笑顔で寄り添ってくれたことへの感謝でした。震災後6年を迎えた今日改めて、まだまだ避難生活をされておられる多くの方々の心に添ってゆく気持ちを確認してゆこうと思います。

高橋チャプレンの教話はこのような概略でしたが、被災された方々との直接の交流を持ち続けてきている香蘭女学校の私たちが、さらなる心の寄り添いを、皆でともに決意する契機となる大切なお話でした。その思いを胸に、聖歌509番と556番を奉唱しました。

3月下旬には高等科1年生15名が、第14回東日本大震災ボランティアとして宮城県に出かけて行きます。

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