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2016年度中等科卒業感謝礼拝と三学期終業式
3月18日には、3日前に捧げた高等科卒業感謝礼拝に続いて、中等科の卒業感謝礼拝が三学期終業式とともに行われました。
中等科1・2年生と高等科1・2年生の待ち受ける礼拝堂に、中等科3年生が少し緊張した面持ちで入場し、まずオルター・ギルドによって祭壇のロウソクに灯が点され、引き続き聖歌488番とともにアコライト・ギルドの先導によるプロセッションの列が入堂しました。
高橋チャプレンの司式によって始められた卒業感謝礼拝は、詩篇第1編の唱和に続いて、井上中等科教頭により日課の聖書「エフェソの信徒への手紙」5章1~5節が朗読されました。そのあとは、卒業証書授与。中等科の卒業感謝礼拝では、各クラスの生徒の氏名がすべて読み上げられ、一人一人が起立し、クラスの総代の生徒がクラス全員の分の卒業証書を、高田校長から授与されました。そして引き続き、私立中学高等学校連合会会長賞と体育優良賞の生徒の表彰が行われました。
高田校長からは、まず中等科を卒業する生徒たちにはなむけの言葉が贈られました。中学が基礎編だとすれば高校は応用編であること、恵まれた環境に私たちはある一方で6年前の震災やその他の苦しみの中にまだある人々も数多くいるということ、学びを深めることは勿論のことマイ・プランをしっかりと立てることが大切であること、夢を持つことなど、新たな一歩を踏み出すのにヒントとなるお話でした。また、同時に行われている三学期終業式の式辞としては、全校生徒に向けてこの一年を総括し次の学年に向かう心構えが話されました。自分のことだけでなくお家のお手伝いなど他者のために何かをすること、常に挑戦すること、限りある命を意識して過ごすこと、まわりの出来事に対する見聞を深め見極めること、思いやりある生き方をすることなど、大切なメッセージの数々でした。
校歌、祈りの言葉に続き、聖歌308番とともにアコライト・ギルドの先導によって壇上の教員のリセッションの列が退堂して、中等科卒業感謝礼拝は無事終了しました。
2016年度はこれで終了し、学校は春休みに入りました。