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全校生徒がイースター礼拝を捧げました
3月1日の大斎始日にささげられた礼拝以来、香蘭女学校はイエス様の復活に向けて、イエス様が苦難を引き受けられたことを思い起こして礼拝を守る期間、大斎節を過ごしてきました。そして復活日(イースター)を迎えることとなりました。
今年のイースターは4月16日。香蘭女学校では4月19日の朝の全校礼拝を、イースター礼拝として捧げました。
パスカル・キャンドル(復活のろうそく)から火をとり、祭壇のろうそくにオルター・ギルドの生徒が灯を点した後、アコライト・ギルドの生徒の先導によるプロセッション入堂が、復活節の聖歌184番の奉唱とともに行われ、高橋チャプレンの司式による礼拝は始まりました。
詩編第118編14~17、22~24節に続いて、青野高等科教頭による第一日課は「使徒言行録」第10章34~43節、「復活の歌」に続く井上中等科教頭による第二日課は「ルカによる福音書」第24章1~12節でした。
イースター・メッセージは今年は、香蘭女学校のお隣の日本聖公会三光教会のグレース神崎和子司祭。イースター(復活日)という、どちらかというとクリスマスなどに比べて一般に知られている度合いの低いこのキリスト教の行事の意味を、イエス・キリストに従った女性の一人であるマグダラのマリアの逸話をもとにお話しいただきました。
聖歌179番のあとは、これまで少しずつ貯めてきた一人ひとりのイースター献金が、各学年宗教委員の6名の生徒たちによってアコライト・ギルドの生徒に渡され、祭壇にささげられました。この献金は、「九州地震被災者支援」、「細谷亮太先生主催『そらぷちキッズキャンプ』」、「福島県雁小屋喫茶支援」にそれぞれ捧げられます。
最後に聖歌170番を全員で歌って、イースター礼拝は滞りなく終了しました。