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第3回「英語多読講演会」を全校生対象で実施
一昨年と昨年の6月に実施した英語科主催の多読講演会。今年も引き続き、英語の多読講演会を英語科主催で実施しました。今年は6月7日のホームルームの時間、全校生徒が礼拝堂に集まり講演を拝聴しました。
今回講演をされた先生は、昨年もいらしていただいた鈴木祐子先生。鈴木先生は、多彩な経歴を積まれた後、実践的な英語力の習得を目的とした英語教室「ABC4YOU 自由が丘」を開校されて小学生~高校生に多聴多読を指導され、また「英語tadokuクラブ」を立ち上げて大人にも多聴多読を指導される多読カウンセラーの先生です。現在はオックスフォード大学出版局Oxford Teaching Workshopの講師もつとめられています。
今年の講演タイトルは「絵本で多読の基本を培う」。英語科主任の粟屋先生による開会のお祈りと鈴木先生のご紹介に引き続き講演は始められ、最初はintoductionとして多読によって生徒・児童たちはこんな風になりましたよ!という例を、いくつかの動画で紹介してくださいました。一般的な日本人家庭に育ち、海外渡航経験もない子どもたちが、多読のシャドーイングを通して、見事に、しかも即興で英語が喋れるようになった様子がいくつも流されました。
では多読のコツは何か。まず易しい絵本を題材とし、絵を見てイメージをふくらませること、そして書いてある英語で考えるようにするというポイントが提示されました。その上で、昨年の講演でも強調された多読三原則、すなわち辞書は引かない、わからないところは飛ばす、合わないと思ったら投げる、の三つが再確認され。いよいよ実践に入りました。
実際の絵本を使って、先生の声でシャドーイングもしながら、生徒全員が声を出し楽しみながら多読の練習をしました。
最後に多読+シャドーイングが、センター入試やGTECなどにどの程度の成果として表れるのかというデータを紹介され、「Have Fun with SHADOKU!」というメッセージとともにお話を終えられました。
楽しいお話の時間はあっという間に過ぎ、生徒たちは、現在授業で実践している多読+シャドーイングの量をさらに増やしてゆきたいと思ったに違いない、ワクワクする楽しい講演会となりました。