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今学期の学年礼拝がもうすぐ終わろうとしています
香蘭女学校では、毎朝の全校礼拝だけでなく、毎学期学年ごとにホームルームの時間を使って「学年礼拝」を捧げています。全校礼拝とは違った形で、しかも毎朝の礼拝よりも長い時間をかけてささげられる礼拝です。「学年礼拝」は三光教会聖堂に於いて行われます。
5月末にもこのHPに掲載しましたように、今年度も一学期の学年礼拝が行われています。学年礼拝の特色の一つに、各クラスの宗教委員が相談をして、学年礼拝の準備をするということがあります。礼拝当日に日課聖書朗読をするのも生徒たちで、また聖歌の伴奏をするオーガニストも生徒たちがつとめます。高橋チャプレンに代わって司式をつとめることもあります。
この6月28日に行われた中等科2年の学年礼拝は、宗教委員の司式によって捧げられました。最初に生徒の伴奏によって聖歌412番を全員で奉唱し、祈りのことばや詩編の交唱のあと、日課朗読を宗教委員がつとめました。今回の日課は、詩編23篇でした。引き続き、高橋チャプレンによる教話がありました。パウロとペテロという対照的な2人の話から始められ、途中ご自身の厳しかった亡きお母様の逸話に触れられ、パウロの回心とご自身の心の変化を比べられながら、大切なメッセージを話されました。中等科2年というこの時期にちょっと立ち止まって考えてみる必要のある問題提起に、生徒たちはそれぞれ感じるものがあったことと思います。
教話のあとは、諸祈祷を捧げ、最後に聖歌308番を元気に歌って、学年礼拝は終わりました。
香蘭生活の中でも大切な時間の一つである学年礼拝。あっという間の50分です。