最新のお知らせUpdates

一般

戦災を調べ発信する「IPeace」の活動が新聞記事に

これまで何度かこのホームページでもご紹介しましたが、キリスト教センター主催の校外活動「広島平和学習」に参加した生徒たち有志で昨年発足させたグループ「IPeace」の活動が、東京新聞の6月26日夕刊一面にカラー写真入りで紹介されました。

「東京の戦災伝えたい」という大見出しと、「都内女子校の生徒が校内新聞」「広島の同世代交流で共鳴」という見出しで掲載された記事には、この3月に第1号を生徒・教職員全員に向けて発行した「IPeace新聞」の、最新号を編集している生徒たちの様子が写真で紹介されるとともに、「IPeace」発足の経緯や、活動の具体的な内容が丁寧に紹介されています。広島平和学習の時に広島女学院の生徒たちと交流して気付いたこと、東京大空襲を経験された香蘭女学校の横内允理事長や二瓶治代さんに直接取材をして得られた証言などをもとに、これまで2号新聞を発行したことなどが取材されていました。

この活動の原動力は「自分たちが戦争体験者から直接、話を聞ける最後の世代」との思いであるという高橋チャプレンのことばとともに、メンバーの高等科3年生の「将来、世の中のムードに流されて戦争に巻き込まれないよう、私たちがしっかり意思を持ち判断することが必要だと思う。そのためにも多くの体験者から話を聞きたい」という発言が載せられ、最後に10月のヒルダ祭(文化祭)で掲示による公開を検討していることが予告されて記事は閉じられていました。

生徒たちが自ら考え、発信しようとするその心は、香蘭女学校の中だけではない多くの方面の方々に支えられていると改めて実感した今回の記事でした。

カテゴリー
全て
一般
イベント
受験
アーカイブ