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9月末になって校内に咲き始めた秋の花たち
お彼岸を過ぎた途端に、香蘭女学校校内に咲く花の種類に変化があらわれました。ビカステス記念館前のサルスベリの赤い花は既になく、また築山の小川のほとりやビカステス記念館のイングリッシュ・ガーデンで咲き誇っていた赤や白のヒガンバナ(マンジュシャゲ)の花もその姿を消してしまいました。
代わって校門を入ったアプローチでチラホラと見え始めたのがハギの花です。小さな花ではありますが、この季節、これからしばらくの間は次々と咲いて、私たちの目を楽しませてくれるはずです。
アプローチを歩いていると、ほんのりと良い香りがしてきました。秋になると薫ってくるこの花は、築山の中に入って歩を進めると見えてくる樹に橙黄色の花をつけている、キンモクセイの花です。
そして、アプローチの終点辺り、管理棟東側にはいよいよサザンカの花が開き始めました。この季節から来年初めまで咲く香蘭女学校のあちらこちらにあるサザンカの、毎年最初に咲く樹がこの校長室真下の樹です。花の周りが桃色で中央に向かってだんだん白色になっているこの樹の花は、いつもそっと咲いているので、見ようと思って見ないと発見できないかもしれません。
秋空が広がり始めたこの心地よい季節の、香蘭女学校の花風景です。